2018.01.26
今週は毎日雪かき・・・
インフルエンザで学級閉鎖も多く、
いつになく冬の猛威、
本当に春が待たれますね。
さて、
年少さんの入会申し込みが多い時期になりました。
よく、いくつからレッスン開始するのがいいの?と訊かれますが
3~4歳がおすすめ。
この年齢だと、弾くことに特化するには少々早目だけど、
自然と音感がついたり、少しずつ集中することを覚えたりと、
脳を耕すには絶好の時期。
音感やリズム感は目に見えないけど、これがあるとないとではかなり違います。
音感教育に特化した指導法もありますが、
私の経験から言うと、
幼児期からピアノを習うことである程度の音感は容易に身に着きます。
音感があるとなぜいいの?
あるといいというより、もし音感が無かったら?
極端なことを言うと、
ドを弾いてるつもりなのに、レを弾いていることに気づかない。
つまり、まちがって弾いてることに気づかないということになります。
では音感があると何がいいの?
初めて弾く曲、聞いた曲を覚えるのが早いですね。
だから練習しやすいし、覚えやすいし、弾けるのも早い。
そして一番の長所は、暗譜に不安がなくなる。
ピアノは、本番ではたいてい暗譜です。
発表会もコンクールも、楽譜を見ないで弾くので、
曲すべてを覚えなくてはなりません。
これ、未経験の人から見ると、
何ページもある曲を覚えるなんてすごい!と思うかもしれないけれど、
我々にとっては当たり前、どうってことないんですね。
そこに、音感が深くかかわっているのです。
脳科学的に言うと、音感は一種の記憶だという説で、
でもその記憶は、なぜか幼児期までにしか身に付きにくいとされている。
なので、レッスンするなら3~4歳あたりが望ましいのです。
音感は上達の条件として大事。
レッスン経験のない人からしたら驚くようなことでも、
習っていれば当たり前にできちゃう、聞けば何の音かわかっちゃうというのが音感。
じゃあ、ちょっと遅く始めた場合は手遅れ?と不安な方もいるかもですが、
私はソルフェージュを取り入れたレッスンをしているので、
遅く始めた生徒さんでも音感の不備に困ったことは起きていませんね。
だから安心して大丈夫ですよ♬
雪道で転んで左ひじを脱臼・骨折したのが1年前。
その後、9月の、涼しくて快適となった途端に後遺症の痛みが。
えー?まだ9月なのに、今からこんなんじゃ冬はどうなるの?
そう思っていたけれど、人体の不思議。
左肘の痛みはあまり強くなくて、右手の方に違和感が。
脳からの誤信号で、負傷した部位と逆のところも痛くなると。
誤作動って言われても・・・左より右手の方を負傷したかのような不便さ。
それでも日常生活はできるから良しとするか。
正直な話、リハビリとはり灸の先生方は直らないかもと思ってたようで。
ちょうどそのころ頻繁に顔を合わせていた母の主治医たちからも、
「完治するんですか?」と訊かれまくり。
何よこれ・・・医師の世界じゃ、脱臼骨折って完治しないものなの?
不安に駆られてがんばりましたよリハビリ!
その甲斐あって回復!でも誤作動までは誰もが想定外。
あの時、お母様方が色々気遣ってくださって本当に嬉しかったです。
ここでもう一度感謝申し上げます♪