2018.01.29
ピアノのレッスン、
小さい時は覚えることがいっぱいです。
脳も気持ちも柔らかいうちに、
身に着けられることはどんどん体得したほうがいいですね。
進度が順調でやる気があるなら、コンクール参加もいいチャンス。
そういえばうちの生徒さんの6割近くがコンクール経験者。
これ、気づいたときに私もちょっとびっくりしましたよ。
こんなにいるんだなぁって。
さて、ここで少し気をつけたいのが、
コンクールに出ることに、おとなの方が過熱しすぎないように。
小さいうちは、おとなの言うことを聞いていますが、
コンクールばかり追いかけてると、どこかの段階で子どもは息切れしてきます。
コンクールばかり出ていると、追われてる感じになるんですよね。
なので、自我が出てくる高学年ごろになったら、
とにかくコンクール参加は本人の意思を最優先に。
本人が出る!がんばる!というならいいんですよ。
でも、
おとなの方が出したくて、というのは、子どものためになりません。
〆切に合わせて課題曲を練習するっていうのは、
最初のころはよくても、だんだん疲れてくるものなんですよね。
だから本人のやる気とがんばりを見て検討するほうがいいのです。
うちの生徒さんたち、出れば確実に入賞するような場合でも、
気が進まなくてコンクールを卒業している人はいーっぱいいますよ。
私はそれでいいと、心底思います。
課題曲じゃなく自分で選んだ曲を、じっくり自分のペースで焦らず弾いていくこと、
それがすごく進化につながるのです。
コンクールはあくまでも実力養成のためのツールであり、
それを目的に考えず、追いすぎないことが子どもの成長には大事なんですね。
発表会をご覧になったみなさんはお気づきでしょうが、
すごい名曲をあれだけ弾きこなしているけれどコンクールは卒業している。
でも出ればきっと入賞するかも、という先輩ばかりだったでしょう?
コンクールに振り回されず、
心の成長と実力の進化を大切に育てていきましょうね♬
それにしてもインフルエンザで学級閉鎖の多いこと!
これだけあっという間に流行するとは・・・!
おとなも子どもも、マスク着用して防ぐしかないですよねー。
うちの教室には、よく病院待合室に置かれているウイルス撃退の空気清浄機があるけど、
効果があるといいんだけど。。。
週に2~3名ほど欠席の連絡が入りますが、おおむねみんな元気そう。
とにかく注意するしかないですね♪