2017.11.20
何度か繰り返し弾くことでできるようになる。
これを練習と言いますね。
練習=ちょっと手間をかける、ということに慣れると、
ハードルは怖くなくなります。
本当にいつも言うようですが、
ピアノに慣れる、練習に慣れる、むずかしいところに慣れる、
“慣れる”ことが上達と言っても過言じゃないですよ。
さて、その慣れることですが、たとえば指使い。
おんぷやリズムを間違わないようにすればOK
と思う場合が多いですが、
指使いもすごく大事。
たとえばソナチネレベルあたりからは、
指使いを間違うとちゃんと弾けないということがかなり出てきます。
レベルの高い曲になったときに、指使いに気を配れないと弾けなくなるので
その準備段階のソナチネでは、しっかり指使いまで見られるようにしたいのですね。
音符を読んで、リズムを取って、休符を正しく、指使いも見て・・・と
大変そうではありますが、これも慣れ。
慣れれば、ごく自然とそれらをやれるようになるから大丈夫!
本当にピアノって、一朝一夕にはムリなものですね。
ひとつずつ体得しながら、いつの間にか大きく育っていく。
どの段階にも教える楽しみがあって、先生冥利に尽きますね♬