2017.11.18
帰宅時間やほかの習い事状況など加味し、
本人に、どのくらい弾けそう?と訊きながら
宿題の量を決めていきます。
意欲的な子もいれば、のんびりやりたいという子もいるので、
そこは臨機応変に。
さて、レッスンが進む中、時々難しそうなところがやってきます。
見慣れない譜面だったり、変わったリズムだったり、覚えにくいメロディだったり。
なかなかすんなり弾けないということって、けっこう出てきます。
こういうとき子どもはどう思うか?
「できない・・・イヤだなぁ」___たぶんこんな感じでしょう。
自宅だったら、そこで練習ストップという場合が多いでしょう。
ですが、レッスンでは先生と一緒。
なかなかできないところがあったら、
ちょっとむずかしいよね。じゃあ片手で弾いてみようか。
両手でも試してみる?慣れるまで、ゆーっくりやろうね。
こんな感じで、できないところを一緒に練習していきます。
はじめは気が乗らない様子でも、
練習すると弾けそうになっていくから、イヤがる生徒はいません。
ね?ゆっくりやってみると必ずできるようになるんだよ。
どの子もほっとしたような笑みがこぼれます。
ひとりで練習していると、
うまくいかないし自信はなくなるし、気持ちが沈んじゃうんですよね。
でも、
先生と一緒ならやれる。
こういった経験を繰り返していくことで、
ひとりでも穏やかな気持ちで取り組めるようになっていきます。
なーちゃん(小1)は本当に大きく成長しました。
幼稚園の頃は泣きたいこともあったけど、今はできなくても表情が曇りません。
練習すれば必ずできるようになると知ったのでしょう。
楽譜をよく見ながら、一生懸命間違わないように気をつけて弾こうとしていて、
すごくいい成長をしています。
先生も子どもの頃、こういう経験をいっぱいしてきましたよ。
だから、できないときにやる気がなくなるのはよーくわかる。
だけど、とにかくやってみると意外にできるようになる。
それを実感できるように先生がいるの。
むずかしくても先生と一緒ならできるようになる。
そうしていくうちに、ひとりでもやれるようになる。本当ですよ!
気持ちを閉じないで、レッスンで先生と一緒にやってみようね♬