2017.11.21
小学生の時期にいろんな教材で
実力をつけていきます。
ふだんのレッスンでは
基礎を軸にしてテキストを進めていき、
発表会やコンクールの時は
もっと深いところまで追求するという方針で
指導しています。
はじめは弾けるだけでも楽しいのですが、、
なぜかそのうち、誰かに聞いてもらいたくなってくる。
これは心理的に当然の流れ。
人には承認欲求というものがあって、他者に認めてほしいという気持ちがあるのです。
ピアノは特に承認欲求を満たしてくれるものかも。
学校で、誰かがピアノを弾くという場面がありますね。
ソロ演奏とか伴奏とか。
こればかりは、ピアノを習っている子じゃないとムリ。
経験のない子が、習っていればよかったなぁと思うのはこういう時のようです。
ピアノは幼児期からスタートするのが望ましいので、
それは親御さんの導きがあってのこと。
「歌ったり楽器に興味があったりしているので、
ピアノが好きなんじゃないかと思って連れてきました」
とおっしゃるケースも多く、よくお子さんを見られているなぁと。
子どもが自分をどれくらいわかってくれているか、考えてくれているか、
それらも承認欲求とかかわっているので、
ピアノが好きかもしれないから習わせようということも、
お子さんを温かい気持ちにさせてくれるもの。
さて、レッスンするうちに、
コンクールというものを知り、トライしたいと思うようになったら、
まず普段のレッスンをしっかり消化することです。
いつも申し上げるようですが、
生徒全員に、上達に必要な基礎をしっかり教えています。
それを体得することで初めて、コンクールへの一歩が踏み出せます。
コンクールについてはまた次回に♬