2017.07.20
では、自宅練習で
どのようにお母さん方がかかわっていくのがいいか?
お母さんもお子さんもいろんな性格があるのでケースバイケースではありますが、
うまくかかわっている様子のお母さんたちをご紹介すると、
「今日はどんなことを習ってきたの?」
レッスン内容を尋ねると、習ったことを思い返せます。
それだけで意識がピアノの方を向きますので、これは有効!
「あの曲、弾いてくれない?」
合格になった曲でも、今やってる曲でもいいから、演奏リクエストしてください。
それがうまく弾けなかったとしてもいいし、うまく弾けたとしたら褒めてあげて。
「お母さん、この曲好きなんだよね」
これだけで、お子さんはうまく弾こうという気持ちがうまれますよ!
「・・・・(ほほえみ)」
何も言わず、なんとなく練習しているのを見ている。これだけ。
これは、ピアノがなんとなく好きなお母さんじゃないとむずかしいかもですが、
もしできたらやってみてください。徐々に効果が出てきますよ。
「どこを直されたの?」
ああ、おんぷ間違えちゃったのね。じゃあ直そうか。
こんな感じで、直せばいいのねという空気を出して練習すればいいのです。
「前よりよくなってるね」
これ、ウソでもいいんです。
そうすることで、お子さんの気持ちがピアノに向くこと、これが大事!
もっといろいろあるでしょうがとりあえずこれくらいにしておきますが、
ここで注意することは、“穏やかな口調で!”だけ。
これだけ気をつけてくださいね。
いずれにしても、
お子さんがある程度小さいうち、機嫌よく親の言うことを聞ける段階が有効ですよ。
それより大きくなったときは、あんまり口を出さないことも大切。
うまくなってほしくても、それを言動に出しすぎると逆効果になることも。
さて、
もう少し練習に関われそうなお母さんに向けては次回に♬