2108. ダクテュルス(1)
2020.08.14
トピックス2017.に少し続く 10人のインディアンの「タンタタ タンタタ」のリズムは(写真右側)、インディアンが太鼓を打ち鳴らす音を表したものだろうが、クラシック音楽では「ダクテュルス リズム」と呼ばれている。シューベルトは歌曲に このリズムを好んで使い、ピアノ曲「さすらいびと幻想曲」(左側)にも 冒頭より激しい「ダンダダ ダンダダ」を何度も登場させている。ダクテュルスは元々「詩」の世界で、強弱弱の抑揚をつけた言葉のリズムであった。歌曲王シューベルトは、自分自身の苦悩・人生を流離う様子を 詩的リズムで込めたと思われる。 さすらい人は私の好きなピアノ曲の一つ。ダンダダ ダンダダで猛暑を乗り切ろう。 段田男は演歌歌手