2015.05.29
レッスンノートに『シールをゲット』と書いてきた生徒さん。
あと一息!という所で、止まってしまった。
何が、頭をよぎったのかな?
どう弾くのかは、判っているようですが、
その後何回やり直しても、うまくいかない。
声をかけようにも、声が届かない。
悔しさが収まらずに何回も。
無理やり弾くのを止めさせて、一呼吸。
『いっぱい練習してきて、弾けるはずなのに、おかしいね。』
と声をかけると、目には涙がいっぱい。
深呼吸をして、楽譜を指さしながら目で追わせる。
どんな速さで弾きたかったのか、教えて。
そしてちょっと落ち着いたら、
もう一度カウントを取ってから弾いてみる。
今度はばっちり弾けて、『あれ?』と不思議そう。
そうなんだよね。
弾けるはず! と思っていたのに、ひっかかってしまうと
『おかしいな?』と思いながら弾き直してしまう。
何回もやっているうちに訳が分からなくなってしまう。
立派な『出来る筈パニック』
そんな時は慌てず、焦らず、
ただ気持ちを落ち着けてから弾いてみよう!
本当は弾ける筈なんだから、
ちゃんと弾けるよ。
本当は1回目に弾く時から、
深呼吸をして、楽譜にさっと目をやってから弾き出したら、
きっとうまくいってたよ。
どんな時も、油断大敵。
落ち着いてピアノやヴァイオリンを弾きはじめましょう!