2026.08.29
〜結果の先にある、大切な学び 〜
声楽やミュージカル、音楽コンクールに挑戦することは、決して「賞を取るため」だけのものではありません。
「結果」を頂くことの意味が大切なのです。
一生懸命努力してきたからこそ、良い結果をいただけた時の喜びは大きく、その喜びは次への大きな力になります。
けれども、コンクールで本当に大切なのは、結果だけではありません。
本番の日まで、どのように練習し、どのように悩み、どのように自分と向き合ってきたのか。そして、舞台に立ち、人前で自分の音楽を届けた時に感じる緊張や達成感、悔しさ、喜び――。
本番前は気持ちがソワソワしたり、何か落ち着かないこと
本番が終わった夜は気持ちが高揚して眠れなかったこと
その一つひとつの経験そのものに、大きな学びがあります。
特に子どもたちにとって、コンクールへの挑戦は、音楽だけではなく、これから社会の中で生きていくための心を育てる経験にもなります。
思うような結果にならなかった時、評価を受けることを怖がったり、「また受けてもどうせ……」という気持ちになったりすることもあるでしょう。
けれども、評価や結果を恐れるあまり、挑戦することをやめてしまったら、それは結果的に「学びたい」という気持ちや、「もっと成長したい」という心、そして新しいことに挑戦することで得られる感動まで、自分自身で止めてしまうことになりかねません。
コンクールでいただいた講評も、結果とは切り離して受け止めてほしいと思っています。
良い結果だったから講評が価値あるものになり
思うような結果ではなかったから講評が否定的なものなのでもありません。
審査員の先生方が時間をかけて聴いてくださり、今の自分に必要な言葉を届けてくださったことに、まず感謝をすること。
その言葉の中に、自分では気づかなかった課題や、これからさらに伸びる可能性があるのだと真摯に受け止めることが、次の一歩につながります。
②へ続く