2019.09.26
2019年9月14日<土曜日>
東京・成増アクトホールにて
第11回東京国際声楽コンクール東日本准本選が開催されました。
本教室からは7月の北海道地区予選を通過された2名がエントリー致しました。
本教室からは小学生1名・中学生1名で
年齢制限の無い部門でしたので大学生や大人の方が多いように思いました。
ミュージカル部門ということで演技・セリフ等々のミュージカルの舞台に必要なパフォーマンスは全て審査の対象になります。
ただ舞台に立って歌うだけでは足りないのです。
いままで経験したことのない部門への挑戦にお二人とも大変努力をされました。
日々のレッスンの中での積み重ねが演奏に結び付き
お二人共に今できる全てを出しきった素晴らしい演奏でした。
会場に入って他の方の演奏を拝聴致しましたが
まずお衣装が役にあったもの、大きな舞台を広く使い動き・お芝居・セリフと皆さんの努力とミュージカルを愛する気持ちが伝わってきました。
審査員の先生方からも貴重なお話を伺うことができ
本教室での取り組みへのご理解も頂きました。
大変勉強になりました。
本教室では皆さんの目標に合わせたレッスンを展開しておりますがやはりこのコンクールを通じて声楽の基礎・基本の大切さを痛感致しました。
体幹トレーニング・発声・呼吸・開口・滑舌・音程やリズム感そして音楽を感じるセンス・・・など
沢山の基本を学ぶことこそが
夢への近道なのかもしれません。
目先のオーデイションなどの為だけに
その時必要な事をその時だけ準備して
終わったらやめてしまう。
オーディションの課題曲だけを短期間でこなしても
その先に継続した歩みがなければ
いつもスタート地点からの歩みを始めなければなりません。
歌は幼少期は感覚で歌えてしまいます。
ですがそれはほんの一時で
基本の練習、レッスンを継続していないと
安定した歌声や美しい響きは定着出来ないと感じております。
いつくるかわからない次のチャンスに縁を結びつける為にも
少しずつの努力をし続けてほしいと思います。
一番大変で時間のかかる基本をコツコツこなすことが大切ですね。
本教室はミュージカルコースのレッスンの中にも
基本的なクラシックのトレーニングを必ず取り入れております。小学生からの細かい丁寧な取り組みがとても大切です。
小学生は音程の徹底・滑舌の美しさ・響きの安定等々の基本を時間をかけてレッスン致します。
中学生以上は小学生と同じメソッドに加え、コンコーネ・イタリア歌曲・コールユーブンゲン等も丁寧に致します。じっくりレッスンすることで後々の音大受験にも結びついていきます。
今だけではなく長い将来に向けてしっかりと基礎・基本を身に着けて
素敵な歌い手になってほしいと思っています。
今のやり方であっているか自信のない方やミュージカルに必要なことややり方等々
何をしたらよいのかわからない方は是非本教室にお気軽にお問合せ下さい。