2017.06.23
昨日、カワイ音楽教室 平センターで「木下大輔 公開講座」~こだま号で行こう!~と題し、公開講座が開催されました。
ピアノ曲集「こだま号で行こう!」は「こどものためのピアノ曲集」と銘打っていますが、初歩のレベルのものから高度なものまであり、子供から大人の方にも十分楽しめる内容になっているそうです。
曲目は、四季を感じる題名が多くあり、それぞれに個性ある作品が多く、15曲の作品から成り立っています。
私は、4手連弾曲の「小さなワルツ」を演奏いたしました。この曲は、偶然にも今年のカワイこどもコンクールで、生徒さんと演奏した作品です。今回は大人どうしの演奏でしたが、生徒さんとは違う別の感性で練習に取り組みました。
メロディーのパートはかわいらしいメロディーで分かり安いですが、伴奏パートは、リズムは単純でありながらもそこに流れるハーモニーの独特の雰囲気をどう表現したらよいのかと、苦労いたしました。
木下先生は、とてもおしゃれな方で、このピアノ作品も現代曲作風がいたるところにちりばめられ、外国の絵画をイメージするものでした。そして、作曲者の立場から旋律や和声、形式などの楽曲構造を分析しながら演奏表現を熱く語っていただき、受講者の私達も溢れる先生の言葉を必死にメモし、作曲法にも触れることができました。
今回作曲者の前で演奏する機会を頂き、音楽をより深く知るチャンスに恵まれ、良い経験になりました。