2017.03.24
2017 カワイ音楽教育研究会 3月例会で「土田定克 公開講座」が開催されました。
~ピアノでどう語る? 楽譜の向こう側にある意味と抑揚の探求~と題し、2時間にわたり、今までモスクワ音楽院で学ばれた経験から、ほとばしる言葉の数々で熱く語ってくださいました。
まず、バッハ作曲のオルガンコラールの演奏からはじまり、一気に会場は神の世界に引き込まれました、はやくも「ピアノでどう語る?」をイメージすることができ、講座に入りやすかったです。
そのあと、ショスタコービッチ、ベートーヴェン、ショパン、チャイコフスキー、ラフマニノフ、山田耕筰など、名曲の数々を演奏してくださり、さらにその演奏に加え、ピアノにおける表現方法を中心に細かく熱心にお話ししてくださいました。
私は、この講座に参加し、ピアノでの表現法を知るためにはもちろん音楽やピアノの知識は必要ですが、もっとピアノという楽器に向き合い、深く知ろうとする心構えが大切だと、改めて痛感させられました。聴き手にどう伝えるのか、どう伝えたいのか、考えることが大切ですね~♪
最後に、「犬のおまわりさん」「手のひらを太陽に」「世界中のこどもたち」の子供たちの歌の伴奏法についてもお話してくださり、お得感いっぱいの講座でした。