2023.05.18
カワイコンクール東北大会(本選)で盛岡で演奏してきました。
当教室からは、
こどもコンクールCコース(小2以下)連弾
こどもコンクールAコース(小6以下)連弾
に小1女の子、中1女の子の2人が出場しました。
2人とも受賞は叶いませんでしたが、初出場ながら、地区の代表として、本選で立派に演奏してきました。
2人には日頃のレッスンで、安定した練習量、アドバイスを素直な気持ちで受けとめる柔軟性、キラリと光るものがあったため、推薦しました。推薦にはとても驚いていましたが、想像以上の頑張りを見せてくれました。
Cコースの子は、予選の時はまだ年長でした。小学生のお兄さんお姉さんとも勝負しなければいけないというのは、身体の条件やレッスンや本番の経験値などの差はありますが、それを跳ね除けるくらい頑張ってくれました。
細かいニュアンス、音色、イメージ、フレーズ、呼吸、こんな小さな子でもできるんだなと感心していました。
本番ではハプニングもあり、不本意な所はありましたが、笑顔で弾ききることができ、はなまるのコンクールデビューとなりました。
夏の発表会でもかなり大きな曲を弾く予定の彼女、また次回のコンクールでもさらに伸びやかな演奏が聴ける事と思います。
Aコースの子も初出場でした。規定のグレードの関係で、昨年度も推薦したかったのですが、今回グレード取得後初出場となりました。
喜久邦博さんの曲を二曲、私にとってはかなりの大曲、勝負曲という感じでした。はじめは悪戦苦闘しながらも決して諦める事なく、取り組んでくれました。
Aコースともなると、内容的には講師同士の連弾レベルで、繊細なところまで要求していたと思いますが、よく再現してくれたように思います。
やはり本選では不本意な所もあったのですが、
ハイレベルな演奏の中で、よく健闘したと思います。
何より私の所に3年前に移ってきてからコツコツと努力してきた事が、身を結んだと感じたコンクールでした。
各地区の代表として演奏した子と先生の演奏は、やはり説得力がありました。
音色の作り方、細かいニュアンスや、バランス、曲の構成に至っても勉強になる事がたくさんありました。
自分もそうですが、涙ぐましい努力をされてきて、舞台に立っているんだろうなということが、演奏を通じて感じました。
そして、年々そのレベルは上がっているように思いました。指導者も成長し、進化していかなければなりません。大変勉強になりました。
当教室では、8月6日の発表会に向けて、またシフトチェンジしていきます。
ショパン、ラフマニノフ、ベートーヴェン、ドビュッシー、リスト、大きい人達は、このような作曲家が並びました。
初出場の生徒も両手でチャレンジしています。
2回目以降の生徒も昨年より難しい曲にチャレンジしています。
とても楽しみです。