2022.12.15
どんな教室?先生?①と書いたのに、放置してしまいました。はまつピアノ教室、浜津香代子です。
②は
〈中学生以上、上級の生徒〉
についてお話をしたいと思います。
トピックスに何度も書いてますが、当教室は、中学生以降も通ってきてくれる生徒が非常に多いです。忙しい生活の中で、ピアノを練習する事、通う事は、普通に考えても大変な事です。ただ私は、中学生以降が新たなステージのスタートだと思っています。
小学生のうちに基礎を学び、練習の習慣が安定し、ある程度自由に弾けるようになると、中学生になっても、忙しくてもピアノだけは続けていこうかな、という気持ちになるのかもしれません。
弾ける曲も、表現もさらに広がっていきます。校内合唱コンクールの伴奏者になる生徒も多いです。そして、その子達に共通して言える事は、時間の使い方が上手だということ。
これは生活、学習面でも強みになっていきます。大人の私も感心してしまいます。
高学年の生徒と言えども、ストリートピアノがブームの昨今、ピアノ歴が浅い生徒もいます。
その生徒の目的や進度、生活状況や性格に合わせてレッスンします。
教材曲を何冊も揃えてレッスンする事は絶対ではなく、好きな曲を中心にレッスンする生徒もいます。
その子らしく、無理なく続けるためには、こうなって欲しいという講師の理想より大切なものがあると考えています。
ついつい長くおしゃべりしてしまう事もあります。そんな時間も大切だと思っています。
親でもない、学校の先生でもない、ちょっとした愚痴の言えるような、その子を否定しない味方のような存在でいたいと思っています。
また、ピアノ歴が長く、どんどん難曲に挑戦したい生徒は、結構専門的なところまでレッスンします。お付き合いが長い生徒だと、大体言い回しが同じなので、多くを語らずとも、またあれね、という感じですぐに受け止めてくれます。
どんなに難しい曲でも、全て分解して噛み砕いてレッスンし、難しい言葉は使わないようにしています。
ハノン、ツェルニー、バッハ、メインの曲が同時進行です。いくら時間があっても足りません。少しずつバランスをとりながらレッスンしています。
本人に聞きながらですが、有名なピアノ曲には積極的にチャレンジさせたいと思っています。
高学年までピアノを続ける事は、とても大変なことですが、憧れの曲が弾けたり、ストレス解消になったり、時間の使い方が上手になったり、継続していく事や忍耐力を培ったり、自信になったり、人生においてプラスになることが多いように思います。