2022.11.25
10月より、生徒の募集を停止しており、皆さまにはご迷惑をおかけしております。
楽都こおりやまには、様々なピアノ教室、たくさんのすてきな先生方がいらっしゃいます。
今はネットで検索すれば、簡単に情報収集できるので、ピアノ教室も選ぶ事のできる時代になってきました。
当教室の特色は何だろう?特色がないのが特色?私はどんな先生?色々考えてみました。
まず教室は、15畳のフローリングに2台のグランドでレッスンしています。電子ピアノでオルガンやチェンバロの音を出したりもできます。
打楽器中心に(楽器じゃない物も混ざってます)教具がこれでもかというほど並んでいます。
奥に書庫を兼ねた小さな図書館があり、子供向けの本が沢山あります。
兄弟で来ている生徒がテーブルで宿題をしたり、工作をしたり本を読んだり、おもちゃで遊んだりして待っています。
主宰者である私は、3人の子供の母である事から、お母さんぽい感じでしょうか。特にオーラはないと思われます笑。
生徒には挨拶だけはさせていますが、友達に近いような敷居の低い先生だと思います。
たまに間違えて「ママ」と呼ばれる事があります笑。
保護者の方とも、気軽に連絡を取ったり、たわいもない話をして、壁の高い先生ではないと思っています。
先日はレッスンと関係のない紅茶の話をLINEでしていました。そういうのも大切だと思っています。
〈教室での活動。初級から中級の生徒〉
ピアノの他に季節を感じられる歌などを中心として、教具や楽器などを使った活動を大切にしています。
造形遊びも取り入れています。視覚聴覚触覚など、様々な体験が全て今後の豊かな表現力に繋がると思っています。
最近では、ハロウィンや実際に落ち葉や松ぼっくりを使った活動をしました。これからクリスマスは最も楽しい季節です。
全生徒に言える事ですが、特に初級の生徒は
1人1人のペースを大切にしています。
伸びるのもやる気になるのも、大人が思うタイミングでないかもしれません。日によって違うかもしれません。
ありのままの姿と成長を保護者の方と長い目で見て応援していきたいと思っています。
ピアノの技術的、楽譜の基本的な事ですが、
曲のイメージを大切にしていて、それに付随すると考えています。
レベルや年齢に応じてアプローチを変えています。
他教室から来た生徒が「レガートができないから中々丸にならない」と移ってきました。
そもそも幼稚園生に「レガート」という言葉は使わないし、目的が伝わっていません。
言葉のアプローチを変えたり、限定的にしてみました。現在その生徒は、ぐんぐん伸びています。
大人の思う楽譜や技術の「完璧」「正確」は時に子供を苦しめ、ヤル気を削ぎます。
手を抜くという意味ではなく、その子なりに頑張ったら、おまけの丸もありかなと。顔くらいの大きさの顔つきの花丸を書いた方が、笑顔になるし、よっぽど次につながります。