2022.10.22
10月より生徒募集を停止しております。
ご迷惑をおかけしております。
今年合唱コンクールの伴奏をした生徒は中1と中3の生徒の2人。おかげさまで2人とも伴奏者賞をいただきました。
2人とも伴奏は何度も経験しています。
指導している私が伴奏も仕事にしているので、熱が入ります。中学生と言えど、かなり専門的なところまでレッスンします。
合唱の伴奏は、基本的なソロのような弾き方だけではなく、合唱全体の輪郭や流れを作ったり色々な役割があります。
歌っている子にも指揮者にも内緒ですが、
「自分がプロだと思って弾くんだよ」と話します。
フレーズ感はこんな感じだよ、ここはこんな音色で弾くよ、ここは少し前、ここに向かって、こういう風に盛り上げるよ、など、歌っている子達にわかるように伴奏者が、音楽を提供し、時に引っ張っていきます。
クラスのレベルや声量などにも合わせて仕上げていきます。
歌っている子や指揮者にも自分の考えや表現の仕方を提案できる子もいます。
伴奏者の2人はそれらがとてもうまくできました。歌う子たちの事も考えつつ、伴奏としての美しい自分の音楽ができていたと思います。
でも残念なことは、頑張っている生徒に対して中学校の先生が否定的な言葉を言ったことです。その時の生徒の状況は、全体の流れやバランスを調整している仕上げの段階でした。
彼女は落ち込み、自信をなくしかけましたが、私はずっとあなたの音楽は良い、間違えていないと励まし続けました。
努力をしている生徒を改善点など具体的な事ではなく、ただ単に否定的な言葉で傷つける事に関して全力で抗議します。私の生徒のすてきな音楽性に傷をつけないでほしい。中学校の先生方、よろしくお願いいたします。