2024.01.22
まずは森の景観を楽しみ、その後に森に足を踏み入れ草花や樹木を楽しむ。
読譜の際にこの「森を見る」ことがとても重要になります。
まずは曲の構成(森)を把握し、その後に奏法等細部(草花や樹木)に取り組みます。
生徒様たちはこの「森を見る力」がたくましくなってきました♪
フレーズの形を見分ける力が付いてきているため、新曲に取り組む際にこちらの声掛けがなくとも、「このフレーズとこのフレーズは同じ」「このフレーズは似ているけれども終止が違う」「このリズムは繰り返し出てきている」「この曲は左手にもメロディーがある」等々、森を見る力が付いてきたことで、結果として自主的な学習と演奏につながってきています♪
入門期の学習から「森を見る力」を育むことで、その後の多声音楽や対位法や形式等、より細やかな読譜が必要な曲への円滑な上達を促し、音楽を楽しめるようになると考えます。
まずは景色を楽しみましょう♪