2020.10.24
夜空に白鳥の鳴き声が響き、冬の訪れを感じていた10月初旬。
今日はあられが降ってきました。
ニットの出番ですね。
衣替えもばっちりです。
本番を明日に控え、今日は調整して総仕上げです。
レッスン後の自宅練習で調整できる内容を取り組みますが、子供たちの適応力は本当に侮れません。
教本としっかりリンクさせ、本番の曲を丁寧に再確認していきます。
人事を尽くして天命を待つ
講師にできることは、ここまでです。
生徒さんをステージに送り出すたび、自身も試されます。
舞台袖からステージへ
お辞儀をし
椅子を調節して
呼吸を整える
ここまでずっと吐き気を催しております。
自身の話です。ヘヘ
すべてを諦めて覚悟を決めるのは、鍵盤に手をおく直前です。
諦めが悪いですね笑
そんな緊張の中でも、まるで一番後ろのお客様の気配や息づかい、視線を感じるようなステージが何度かありました。
ピアノの音も物音もすべて聞こえる感覚です。
物音がよく聞こえる割にほとんど気にならず、むしろより客観的にピアノの音を味わえる気がしていました。
冬の空のような空気感の中、ホールに響く音を味わうような感覚です。
これが俗に言う、ゾーンに入る…っというやつでしょうか?
とても心地が良かったです。
残念ながら、毎回ではありません笑
これだから、ステージはやめられないんです。
生徒さんへステージをすすめる理由の一つです。
*写真はレッスン室の飾りです。
一部をHALLOWEEN仕様にしてみました。