2023.10.15
ピアノ演奏でも《ソロと合唱伴奏》とは少し違うなぁと思っています。
《ソロ演奏》は演奏者の都合で、テンポも音量もミスタッチした時に止まってからの弾き直しも可能な自由さ、悪く言えば自分勝手さが許されます。
しかし《合唱伴奏》ではピアノが止まっても、歌っている人たちはそのまま歌い進むので、弾き直すことは出来ません。
またピアノ伴奏が止まらないまでも、お互いのテンポ感やリズム・ハーモニーが合わずに不思議なズレが出てしまう時もあります。
それに、伴奏次第で合唱全体の仕上がりの良し悪しも左右されてしまう場合も多いのです。
《合唱伴奏の難しさ》は生徒さんに言葉で説明してもピンとこないのでしょうが、いざやってみると《合唱に合わせる伴奏の難しさ》に焦り、ミスタッチなどでクラスメイトに迷惑をかけたくないと必死に練習してくれるので《グンと上達する良い機会》です。
この秋も中学校で合唱伴奏をする生徒さんが3人います。
伴奏としてレッスンで見る限りバッチリなので、本番にクラスのみんなと楽しんで演奏できるようにと・・終わってからの感想を聞くのも含めて楽しみにしています。