2022.11.03
レッスンでは《楽譜を読む力》を重視しています。
大人になっても《自分で好きな曲を弾ける力》として、とても大切だと考えているからです。
《読譜力》をつけるために1番効果的なのは《たくさんの曲をこなす事》だと思っていますが、小さな初心者さんが楽譜を見ながら弾くのはもちろん無理なことですね。
そのため《読譜力が付くまで》は《音楽ドリル》を使いながら、《音符を書き込むため》の《五線のノート》をたくさん使っています。
実は《楽譜》は、《とてもシンプル・わかりやすいシムテム》で作られています。そのため、曲の中で説明していくよりも《五線のノート》に書きながら考えていく方が生徒さんにとって《混乱が少ない》と思っています。
私は1時間で2人の合同ペアレッスンをお勧めしているので《1人がピアノ、もう1人はドリルやノート、それを交代でレッスン》するために使っています。わからないことは《レッスン時間内で理解して欲しい》ので宿題にはしません。
《ノートやドリルの内容が似ている場合》は《2人一緒に同じ説明》が出来るので《レッスン時間を有効に使えるのも良い点》です。
また、得意不得意に関わらず《ドリルは決まった内容と量》をこなしていきますが、《ノートは私が手書きで問題を書いていく》ので、例えペアレッスンであっても《各生徒さんに合わせて》《苦手な内容を繰り返し勉強する》ことができるのも利点のひとつです。
レッスン前に、全員に《私が手書きノートの準備》は時間も手間もなかなか大変なのですが・・長い目で見ていくと《上達と理解のスピードが加速していく》ため、結局はお互いにレッスンが楽に、そして楽しい時間になっていきます。
手間をかける効果は料理にも似ているな、と時々自分の手抜きばかりの料理を思いだしながら・・《五線のノート》を書いています。