2022.08.15
《音楽》を嫌いな人はいないと思っています。
もちろん《ジャンルや好みはそれぞれ》《好きのレベルも違う》と思いますが、音楽を聴いて「楽しいなぁ、いいなぁ」と感じたことがない人はいないと思うのです。
それでも《演奏する事、と鑑賞する事》は《音楽との一体感》という意味で、かなり違っていると思っています。
《音楽鑑賞》は、《耳から入った音を自分の中で再生し、共感している》状態なので《外からの音楽を楽しむ》ことだと思います。
対して《演奏する》場合は《楽譜を再現して、自分の出した音を聞く》事で《音楽との強い一体感を楽しむ》状態だと思うのです。
例えば、子どもの頃に《合唱・合奏コンクール》などで《観客席にいる時》と、《舞台上で合唱・合奏している時》の《音楽との一体感》は全く違いますね。
また、そんな《曲との一体感の強い楽器演奏》であっても《ソロと合奏・合唱》では《楽しさのタイプが違う》とも思うのです。
だからレッスンでは《ソロピアノ》以外に簡単なエレクトーンやアンサンブルも取り入れ、《いろいろな演奏》の《それぞれ違った楽しさ》を感じて、好きな音楽が増えるといいな思っています。