2022.07.18
楽器店でも市販されている《レッスンノート》は、使っている先生方も多いようです。
これは、レッスン後に《生徒さん自身が宿題や連絡事項》を書くためのノートのようですが、私はその目的よりも面倒さが嫌で・・使用していません。
なので、《私のレッスンノート》はそれらとは全くの別物で《私がレッスン内容を記録するためのオリジナルノート》のことです。
うん十年前に指導者となった当初から《全ての生徒さんのレッスンについてのデータ》を書き込むようにしています。
レッスンもこれがないと本当に困ってしまうし、《コロナ禍に急なお休みのオンライン対応》にも予想外に役立ったノートでもあります。
いつもレッスンしながら急いで書いているので、私が読める程度の雑な書き方ですが・・その内容は《レッスンした曲名・音楽用語・リズム打ち・模唱奏やスケールやカデンツの調性・ドリルやノート・リトミックなど》を中心に《曲の仕上がり度・得意不得意の内容・本人の体調や様子で気づいた点》なども書き加えています。
レッスンは《レベルも年齢も園や学校も違う複数の生徒さんがいる》ので、全ての内容を記憶するのは不可能なので、時々ノートを見直して「リズムの内容が不足しているかな?今のテキストは難しくて進度がゆっくりなのかも?たくさん練習しているのでテキストのレベルとスピードを上げても大丈夫そうかな?最近元気なさそうだけど心配事があるのかな?」など私自身の中で確認するようにしています。
また生徒さんが「ノートに何書いてるの?」と聞いてくることもあるので、何年も前のページを見せて「ほら、〇〇って曲、弾いて楽しかったよね!この頃は両手も難しいと言って泣きそうになっていたけど今は全然大丈夫だよね!」などと思い出話をしながら笑ったりする材料にもなっています。
アナログ仕様なので、退会後にブランク空けて再入会の生徒さんも、ノートを見直しながらレッスン再開もしやすく、私にとってはレッスンダイアリーのような《宝物》だと思っています。