2022.03.29
小さなお子様の卒園の時期ですね。
いつからか《小1の壁》という言葉をよく聞くので、検索すると「子どもが小学校に上がると保育園時代に比べて、仕事と子育ての両立が困難になること」と保護者様の目線で見た《壁》の定義のようです。
私は少し勘違いしていて、子どもにとって《生活上の新しい課題》が多くて、困惑し馴染めない様子から《小1の壁》という表現ができたのかなと思っていましたが、保護者様にとっての《壁》の事なんですね。
しかしながら、大人でも子どもでも新しい環境に慣れるまでに《クリアすべき課題》が生じるのは同じです。
それでも多くの子どもは大人が思うより《とても強くてしなやかな精神力と柔軟性》を持っていると感じています。
それは当然《失敗すら乗り越える力》でもあるわけです。
大人が心配する《壁に見えるような課題》を解決する度に《子どもは大きな成長》をしていきます!!
《壁》とは《成長するための好機》でもあるのです。
また《壁》に当たる前に、大人が心配して排除してしまいたくなっても、そこをグッと我慢しながら必要に応じて《乗り越えるためのヒント》を伝え《たくさんの壁を経験させること》が大切ではないかとも思うのです。
勿論レッスンの中でも《たくさんの小さな課題》があります。
例えば、自宅練習が上手くいっていないように見えても、それは《上達に向けてのプロセス》なのです。
これが《壁》のように見えると保護者様のご心配も大きくなるようですが・・・《きっと乗り越えると信じて焦らずに、見守りサポートしてくださること》をお願いしたく、レッスンでは《自力で乗り越えるためのアイテム》を渡せるように工夫していきます!