2020.03.24
暖かな日差しに桜も咲き始め、ようやく春らしくなったと感じていましたが、今日の強い風はまだまだ冷たくて驚きました。
例年ならこれからの時期、大岡川沿いの長い桜並木が《桜祭り》と称されて大賑わいとなりますが、今年は自粛となったようで少し寂しい気持ちでいます。
ご存知の方も多いと思いますが、ここの桜は本数も多く広範囲に植えられていて、咲き始めから葉桜になるまで長く見飽きることなく楽しめます。
私は特に、散った花びらが川面いっぱいに、まるでピンクの絨毯が敷かれたように見える景色がとても好きで、時間を見つけては繰り返し桜並木を散歩しています。
しばらく前に春の季語を探していて、偶然『花筏(はないかだ)』を見つけた時は「本当に桜で出来た筏のようだわ」と驚き、その気づきがとても嬉しかったです。
散り際も美しい桜ですが、『花筏』は公園の桜では見られない景色なので、桜の散る頃に川面に落ちる花吹雪も一緒に楽しめるお散歩としてとてもお勧めです。
お教室では、今週末3/28に中止になったフェリスホールでの発表会を、急遽レッスン室で各ご家庭ごとの撮影会に差し替える予定にしています。
ホールの演奏でないのは残念ですが、発表会のために一生懸命頑張った練習の成果をビデオに残し、後日教室連絡用グループラインにてお顔を映さない形で公開、これを全体でのお披露目会代わりにしたいと思っています。
どなたもコロナニュースばかりで気持ちの落ち着かない時に、レッスン室内で撮影会という形でのお披露目会、保護者様方のご理解ご協力のおかげだと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
当日、各ご家庭皆様が撮影会の前後に気持ちよく桜並木をお散歩できるくらい暖かく爽やかなお天気に恵まれますように・・と心から祈っています。