2016.06.28
皆さまこんにちは。
先日、私にとってとても良い演奏体験がありましたので、ご紹介させて下さい。
本当に大変で、精神的にもかなり追い込まれましたが、やってよかったと胸を張って言えます。
昨年から‶オペラ歌手集団「樹」‶という団体で、オペラの伴奏ピアノを勉強させていただいています。歌い手さんも、ピアニストも、指導・指揮の先生も、皆さんとてもハイレベルな方々ばかりで、いつもその技術の高さに驚かされます。
演奏内容は、「バラの騎士」「セヴィリアの理髪師」「カヴァレリアルスティカーナ」をハイライト形式でお届けするもので、私は「バラの騎士」のピアノ伴奏を担当しました。
「バラの騎士」は、リヒャルト・シュトラウスの作品でドイツオペラです。複雑で難易度の高いとても高尚な音楽で、日本での公演はあまりされていないそうです。
私のピアノ演奏では、もしかしたらシュトラウスの良さを、十分には表現できなかったかもしれません。しかし、この作品に触れられてよかった、尊敬する歌い手さん達と、しらかわホールの舞台に共に立つことができた、その喜びで今はいっぱいです。
私はピアニストとしてたくさんの演奏活動していますが、まだまだ未熟な点は否めません。
ですので、これからもたくさんのことを舞台から学び、それをレッスンに生かしていきたいと思っております。
また、先生が学び続ける姿勢は、きっと生徒にも良い影響があると信じています。
音楽をしているから、素敵な出会いがあり、また、音楽をしているから、舞台の感動を仲間と共有できると感じさせてくれる、そんな演奏会でした♫