2021.04.28
音符の読み、読譜、が苦手という方がおられます。現在のピアノの鍵盤は88鍵、1年365日だから、1日1つ音が読めるようにすれば、計算上、単純に88日で、覚えられる事になる。漢字だって、英単語だって、単純計算上は、365日もあれば、365個覚えられる。でも人間は、忘れる。だから、記憶方法は、1日め1つ覚えたら、2日めは、1日めと合わせて2つ覚える。3日めは3つ。というように、覚える作業の繰り返しが必要。つまり、《継続》が記憶のカギ。でも、音符の読みは、〈線〉〈間〉という規則性があるし、漢字は、部首という関連性があったり、丸暗記でない方法が有効です。読譜、に関して、なかなか覚えられない人は、〈線〉〈間〉という規則性を理解していない場合がある。これは、初期段階に、丸を〈線〉に書いたり、〈間〉に書いたり、〈線〉と〈間〉が隣どうしで、順に読む、という事が分かっていないからだ。きちんと、規則性を理解する事が大切である。それに、繰り返しという継続をプラスすれば、理解は出来てくる。読譜は、たいへんと思う前に、1年365日で88個覚えればいい、と思えば、「出来る」。難しく考えずに、規則性と単純記憶の両使いで、乗り越えよう。