2021.04.30
🎼とヘ音記号のまん中、ピアノのまん中の《ド》を中心に、五線紙を二つに折ると、まん中の《ド》からイチオクターブ上の《ド》とイチオクターブ下の《ド》は一致します。高い《ド》は五線譜の上から2つ目の〈間〉、低い《ド》は五線譜の下から2つ目の〈間〉。更にイチオクターブ上の《ド》と更にイチオクターブ下の《ド》も一致します。高い方も低い方も、加線を二つした〈線〉の上です。このように、まん中の《ド》で五線紙を折り畳むと、一致するので、「シンメトリー」の《ド》と覚えてもらっています。パッと見てすぐ分かる音符があると、譜読みの時便利です。又、「シンメトリー」というちょっとカッコいい言葉も知るので、印象が強くなります。前回、〈記憶〉で、やみくもに覚えようとするより、(パッと見て)読める音符を増やしていくのも手です。人間は〈音〉という、目に見えないものを、覚え記録するために、(五線譜)を発明しました。この叡智を讃え活用しましょう。