ロシアの作曲家たちと並んで、シベリアンハスキーが堂々の仲間入り!?
2025.09.05
レッスン中
「次の曲はカバレフスキーの曲だよ。ロシアの作曲家って、名前が“〜スキー”って多いよね」と話しかけると
すかさず
小学生の生徒さんが「チャイコフスキーとか?」と返してくれました
「さすが、よく知ってる!ストラビンスキーなんて作曲家もいるよ」と続けると
少し間をおいて
いたずらっぽく笑いながら
「シベリアンハスキーとか?」
「〜スキー」という響きから
音楽の世界を旅して
最後はシベリアンハスキーにたどり着く
その自由な連想に思わず吹き出してしまいました!!
知識を積み重ねることも大切だけれど
言葉を遊ぶ余裕があるって
素敵ですね
レッスンの中で
こうしたユーモアや連想が生まれるのは
本当に楽しい瞬間で
音楽だけでなく
言葉や文化に興味を持ってくれることも嬉しく感じます
この先
この子がどこかで「〜スキー」という名前に出会ったとき
たとえばニュースで、文学で、街の看板で——
「チャイコフスキー」と並んで
「あのとき“シベリアンハスキー”って言ったな」と
ふと思い出してくれたら嬉しいな
音楽の知識だけじゃなく
ことばの響きや、レッスン室の空気まで残っていく
そんな記憶のかけらが
いつかどこかで
そっと心をあたためてくれますように