2021.10.21
10月3日から約3週間
ワルシャワで行われたショパン国際ピアノコンクール
今年は
予選からファイナルまで、
ステージの演奏がユーチューブで〝同時配信〟された!
2000年のショパンコンクール
コンクール後に放送局が編集した録画を
幼かった娘達と
何度も見たことが記憶に蘇る。
10月初めに
その娘達から
〝予備予選が始まるよー〟
とメールが届いた。
演奏される全てが〝ショパンの曲〟
ヨーロッパ、アジア、アメリカ、ロシア等世界中の
17才〜29才のピアニスト達。
日本人も話題のピアニストが多数出場。
ネットでも
毎日
多くの人がコンクールへの想いを載せている。
私も、この大会の21日間
ほぼ毎日
家族と
近くに住む姉と
離れている娘達と
友人と
レッスン生と
ピアニスト達の演奏を聴き入り、
演奏に驚嘆し、
ショパンを想い、
ショパンを語り、
日本人を応援し(笑)
ショパンの曲を・・弾いてみた。
ショパンは
1847年10月17日にこの世を去った。
しかし
2021年の今も
世界中のショパンを敬愛する若いピアニストが
命がけでショパンの曲を弾き、
世界中のショパンファンが、
その演奏に耳を傾け、感動をしている。
ショパンは、生きている。
ということだなあと思う。
私事で大変恐縮ですが、
今日は
母の命日でした。
実家には
母を大切に思ってくださった方々が
そっと訪ねて来てくださいました。
母を
たくさん語ってくれました。
昨日
姉と
お墓参りに行ってきました。
暴風雨だったのに
お墓に着いた時、晴れ☀️になりました。
毎朝、少しの時間
母に語りかけ
夜には、無事を報告すると
静かにその日が終わる気がします。
〝忘れないでね〟と言って亡くなった
大事な友人とも
ほぼ毎日
心の中で話をする。
誰かが、その人を
思い出したり
語ったりしたら
その人は
生きていることなのでしょう。
誰にも
思い出されなくなった時に
その人の人生が終わってしまうのかもしれません。
世界中の人に
長い間、
聴き継がれ
弾き継がれ
愛されているショパン。
今回のピアノコンクールを観て、聴いて、
ピアニスト達の
ショパン、そしてピアノへの愛
また、
ショパンの音楽の深さ
などなど、
多くの新たな出会いがありました。
大事な人を
忘れない。
大事な人を
思い続ける。
生きている人に課せられた
大事な仕事でしょうか。
そして
生きていることは
やはり
すばらしいですね。