2021.05.26
レッスン後に
4年生のRさんが
「学校の宿題で、先生にインタビューです!」
と言って
メモ帳を出し、にこにこ顔で質問をしてきた。
ところが、Rさん、
どんな質問にするか、悩んでいたので
「好きな食べ物は?とかはどう?」
と話したら
「そういうのはダメです」とのこと。
ゆっくり考えながら出てきたものが
『ピアノの本は何冊持っていますか?』とか
『どんな作曲家の曲が好きですか?』とか
『どうしてピアノの先生をしているのですか』
という、なかなかの質問だった。
Rさんとは丸3年のお付き合いになる。
レッスンでは
遠慮なくぶつかり合える。
そして何か良い事があると、
一緒に喜び合える。
これまで沢山のお子さんとの出会いがあった。
ピアノを間に挟んで、時間を共にした。
おひとり、おひとり、
心の引き出しに、
温かいことも、苦いことも、しっかりと残っている。
離れてから
就職しました!
結婚しました!
赤ちゃんできました!
と知らせてくださる。
まさに、感無量😭
最近も
新しい方々が沢山連絡をくださり、
この教室を選んでくださり、
ピアノを始めてくれている。
Rさんからの質問
「どうしてピアノの先生をしているのですか?」
Rさんには
「先生、子供が好きなの」
と答えたけれど。
ピアノ教室をやっている理由は沢山ある。
ピアノの素敵さを伝えたいとか
どうしたらうまく弾けるか伝えたいとか
音楽の楽しさを伝えたいとか
もっとあるかな。
でも、
私は
子どもさんの笑顔が見たい。
子どもさんを笑顔にしてみたい。
心から子どもさんを笑わせてあげたい。
ピアノを通して
それができたら幸せかなと。
弾けると笑顔になれるし
褒められたら笑顔になれるし
弾きたくなくて来た日でも、タンバリン叩いたら笑顔になれるし。
お家の方とも
沢山お話をして
ピアノ以外の話に花が咲くことも
結構、ある、ある🤗
ピアノが弾きたくて来てくださった
ひとりのお子さんとの出会い。
沢山お話をして、
お友達になって、
お家の方とも仲良しになって、
しっかりとお互いに向き合えたら、
ピアノもぐんぐん上手になるような気がする。
出会いは
不思議な縁であり、
とっても大事にしなければと
思っている。
そして
子どもの笑顔は
宝物。