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> ダンタイソン演奏会 〜台風の被害に心を寄せて〜
上野学園大学ピアノ科卒業 福島県内小・中学校で教員として勤める。 その後ピアノ教室を開く。 教員時代は管弦楽や吹奏楽、合唱部の顧問を務め、こども音楽コンクールでは東北大会に出場。スイスの合唱...
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ダンタイソン演奏会 〜台風の被害に心を寄せて〜
2019.10.15
週末、
これまでにない強い台風がやってきて
福島県にも
ここ伊達市にも
大きな被害がでました。
思わぬ被害に遭われた方々の
少しでも早い回復をお祈り致します。
台風が予想された13日(日)
ダンタイソンは
交通機関が止まるという報道に
前日に福島入りをしていて、
予定通り演奏会を開催された。
東北本線も不通だったので、
白石からタクシーで🚕来た方も見られた!
演奏会曲は
小品も含めて17曲
アンコールに3曲
全ての演奏は、
深くて、透明で、
祈りや感謝が音楽に乗せられていた。
毛糸は🧶
生糸に色を染める時に
一色で染めたものと、
複数の色で染めたものがあるらしい。
素人の目には
赤は赤にしか見えないが、
何色も混ぜて染めた糸で編んだセーターは
スカートや上着と組み合わせた時に
どんな物とも合いやすいという。
亡き母が
よく言っていた。
ダンタイソンの音から
そんなことが心に
浮かんできた。
ダンタイソンの音は
幾重にも
深いもの、大事なもの、
哀しみ、歓びが練りこまれた、
そんな音の連続が
音楽となっていた。
だから、
主旋律も、和音も、対旋律も、
全ての音が
良く調和して
心地よく、
また合わさることで、より以上の燻した音になって
会場を包んでいた。
その曲を弾いたことがなくても、
聴いたことすらなくとも、
観客みんなが
母のような温かさと
父のような大きさで包まれていたように思う。
アンコールが全て終わるまで
席を立つ人がほとんどいなかったことからも
ダンタイソンの演奏が
どれ程だったかが窺える。
周りには
高齢の方がとても多かった。
後ろの席のおばあちゃん達が
「パデレフスキーの曲をお弾きになるけど
乙女の祈りは出てこないのかね?」
と話していた・・・
乙女の祈りの作曲家はバダジェフスカ・・・
ちょっと似ているかも!
ロビーには笑顔がいっぱい溢れていた❣️
ダンタイソン
幼少時
ベトナム戦争の中
紙に鍵盤を書いて練習したという。
音楽は深い。
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