秋にブラームスはお似合い🍂 〜室内楽の醍醐味を満喫〜
2019.10.04
福島でご活躍のピアニスト
富山律子さんが
毎年
超一流のソリストと共に
〝室内楽の夕べ〟を開催している。
今年は・・・
読売交響楽団首席クラリネット奏者
金子 平さん
N H K交響楽団チェロ奏者
宮坂 紘志さん
ピアニスト
富山律子さん
による
『ブラームスはお好き?v o l,2』
金子さんと宮坂さんは
ソリストとしても活躍されていて、
東京での演奏会は
常に満席となるらしい!
自分の音を持ち、
楽器を知り尽くした演奏家による室内楽。
これは
何重にも楽しめる音楽会だった。
プログラム前半は、
『クラリネットソナタ』
『チェロソナタ』
楽器が演奏者の体の一部となり、
その楽器の隅々まで音を鳴らしていた。
色彩豊かな音を、
また
一本の旋律を見事に歌い上げた極上の音楽を
惜しみなく
届けてくれた。
聞いたことのない曲であったが
演奏者の音楽への気迫に圧倒され、
気がついたら
前半のプログラムは
終わっていた!
後半は
『クラリネット三重奏曲』
弦楽器と管楽器そして鍵盤楽器。
全く音の出し方が違うもの。
それだけに
面白さも大きいが、
ひとつの音楽を創る事の難しさもあるだろう。
それぞれが
自分の音で
自分の音楽を自在に表現する。
時に
自分の音を
自分以外の音に見事に調和させる。
そこに極上の音楽が
見事に出来上がっていた。
『ブラームス』を聴き終えて・・・
あれ!
今の季節〝秋🍂〟に良く似合ってる❣️
アンコール曲の『里の秋』も
〜ブラボー〜