2019.09.03
初めてグレードテストに挑戦した6年生のYさん。
毎週のピアノに
ちょっとスパイスを加えたいということで、
グレードテスト8級を
受けようと決めたYさん。
10月末のテスト日に合わせて、
曲をきめて
練習を始めたのが8月初め。
ところが!
10月のテスト日付近は予定がいっぱいと分かり
9月1日の日に変更!
3週間きりありません!
普段も
しっかり練習してくるRさんではありますが、
3週間で2曲を仕上げるとなると・・・😱
最初のレッスンで
1曲めはほぼ形になっていました!
でも2曲目は・・・
譜読みが難しそうです。
ところが・ところが!
家での練習は見えませんが、
レッスンの度に
それこそ、
手に取るように!
目に見えるように!
音楽が変わってきました。
レッスンでも、
こんな音にしたら?
どんな感じに弾きたいの?
イメージ持ってる?
テンポはこれでぴったり?
出した音聴いてる?
ペダル多くない?
最後はどういう音で終わりたいの?
次々に出される私からの意見に
真剣に悩んで
思考錯誤しながら
どんどん音楽を変えていきました。
次のレッスンでは
それをしっかり音楽に表現して
持ってきました。
どれだけ練習したのでしょうか。
お家の方は
「いやーよく弾いてました!」と。
最後のレッスンで
「これだけ練習したってことが何よりの自信になるよ」
と、Yさんにお話したら
大きくうなずいていました。
結果は合格💮
自分で大変な日程を決めて向かったこと。
確実に努力したこと。
難しいことにも逃げなかったこと。
本番の大変なことをやり遂げたこと。
合格の嬉しさを味わえたこと。
お家に人にも協力してもらったこと。
たったひとつの事に挑戦した事で
きっとYさんは
普段では感じられない貴重な体験や宝物を
受け取ったと感じたことでしょう。
自分がどの位ピアノと向き合って練習したか。
これが舞台では何よりの支えになると思っています。
Yさん
良かったね。
きっとYさんのことだから
次の目標に向かって夢を膨らませていることでしょう。
次のレッスンが楽しみ❣️