2019.08.30
レッスン室前の花壇の朝顔が
毎日楚々として咲いてくれている。
レッスン生のおばあちゃんサンタさんが
植えてくださった朝顔と、
お花やさんの隅っこに
値段とは言えないような値段がつけられていた朝顔。
花の付き方も
大きさも
色も
全く違う。
大きい朝顔は
それぞれが思い思いに咲いて登っている。
小さい朝顔は
整然と並びながら咲いている感じがする。
同じでないところが
〝生きている〟という感じがする。
今レッスン生の2年生は3人。
恐ろしいほど似ている。
みんな、
からだ中のエネルギーが溢れそうにいっぱいで!
溢れるほど練習をしてきて!
30分間レッスン室は音と笑顔で充満する!
こんなところも似ている。
出席シールを貼る時、
ひとつだけ残った古いシールが可哀想だと言って貼るRさん。
いっぱい残っていて誰にも貼ってもらっていない動物さんが
可愛そうと言って貼るTさん。
かわいいイヤリングをつけてきて恥ずかしそうなKさん。
みんな優しくて、かわいい❣️
でも、
ピアノの音は
みんな違う。
音楽の歌い方もそれぞれだ。
いいなあと思う。
3人の性格がそのまま出ているような気もする。
だから、
自分の音を持って、
もっと
気持ちよく弾かれるようにするために、
技術的なことを上手に伝え、習得させて、
3人の持っているこの天からの贈り物のような個性を
無くさないようにしながら、
育てていこうと
思っている。
朝顔のように・・・