集中力を+1秒そして2秒 〜その先にやったー❣️が生まれる〜
2019.06.13
2年生のRちゃんとTちゃん。
どちらも
体の中で音を感じて、
自分の感覚で音を表現してくる。
〝音〟が、〝音楽〟が心地よくて、
こちらに
2人の純粋なものが伝わってくる。
それでも
新しい音や
まだ馴染まないリズムなどは
感覚だけではうまくいかない。
運動のように何回か繰り返すと
やったー❣️となる。
できたぞ!と思って
曲として弾いてみると・・・
部分では出来ても
小節が続くと
途中のどこかでつまずく・・
終わりまであと少し!というところで
つまずく・・
練習あるのみ!
かもしれないが、
ある言葉かけで・・・
ある小さな目標で・・・
小さな子ほど
例えは悪いが、
獲物を狙う動物のような、
1点に集中した目で弾くことある。
私は
きたきた!と思って
いっさい言葉をかけない。
その時
決まって
すごい演奏になる。
間違わない。
やりたいことができた演奏になる。
その時、弾いている2人は
こうしようとか
ここになったらこの指を気をつけるとか
きっと考えていない。
弾くこと100%になった時
いわゆる
集中して音楽を弾いた時、
そのことに
遭遇するのかもしれない。
今週
2人ともに
その顔と演奏をすることができた。
30分ずっとできなくても、
レッスンの中で
集中して音や音楽に向き合う時間を
意図して作ってやり、
その時間や機会を増やしていくことで
これはカッコいい!
私もできた!
ピアノたのしい!
につなげていけると思う。
子供にとって
ピアノが弾けるとは・・
ピアノが楽しくなるとは・・・
簡単なことではない。
教える側の
絶え間ない模索が必要だと痛感する。