2018.09.28
美しいってなんだ❣️
音楽と関わっていれば
自分がピアノを弾くたび、
レッスン生の音楽を聴くたび、
心に
問い掛けている言葉かもしれない。
勿論
ピアノを弾いてばかりいたからといって
美しい音や音楽を創れるとは限らない。
本を読むとか📕
絵を観るとか🖼
景色を眺めるとか🌋
そんな事もとても大事なことだろう。
我がピアノ教室にこぼれている美しいこと・パート2
3年生のAさん
自分の次に入ってきたレッスン生が
スリッパを履いてなかったのに気が付き、
自分のスリッパを脱いでその人の足元に置いてくれました。
その姿は
なんの打算もなく、自然で、
〝美しいなあ〟と思いました。
そしたら、
何週間後、
譲ってもらった5年生のRさん、
次のレッスン生がスリッパを履いてなかったら
そっと自分の履いていたスリッパを
その人の足元に置いてくれました。
美しさのリレーですね。
高校生のRさん
レッスンで
私がちょっと長い説明をすると
ピアノに向いている体を
私の方にしっかりと向きを変えて聞いています。
その姿は
澄んだ心の中が見えるようで
美しいなあと
感じます。
レッスンが終わると
私の雑談が始まるのですが、
きっと面白くない話が半分以上なのに
私から目をそらさないで、
真剣に聞いてくれます。
美しさを感じます。
大学生のR君
レッスンが終わって帰るとき
長椅子の座布団がずれていたのを
何気ない仕草でそっと直して
ドアを出て行きました。
あまりの自然な姿に
美しいなあと思いました。
心は目に見えないもの。
表から見えないね。
でも
心が行動や言葉になって見えることがある。
子ども達と居ると
美しさの落し物が
沢山たくさんある。
子ども達の音楽にも
この美しい心が
たくさん表れている。
私はその美しい表現や音を
見逃さないで、
子ども達に伝えて、
子ども達が
その美しさを自分の宝物として
伸ばしてもらいたいと思う。
そのためにも
指導者は
常に美しさに敏感でいなければならないと
思っている。