2017.05.21
ブルクミュラーの『仕上げ』は2台で演奏しています。
♪今日は小学5年生のHちゃんが『シュタイヤー舞曲』を合わせる予定です。
前のレッスンで1回合わせて、今日は私の希望でもう1回。
♪でも連休や運動会でお休みになっていたため、今日は2週間ぶりのレッスン。
♪わくわくドキドキで待っていると、いつもと変わらない“おはようございまーす”の声 が玄関から聞こえてきました。幼稚園の時から来てくれているHちゃん、玄関でのお なかの底からって感じで発するこの元気でさわやかな声はずっと変わらない。
こちらも笑顔になり心が晴れ晴れする感じだ。
♪バーナム(ここでHちゃんの面白い発言がありましたがこれは次回に・・・)の後
いよいよ『シュタイヤー舞曲』
Hちゃん(えー、きたかあー、だいじょうぶかなあ・・・)
笑顔にちょっとドキドキが混ざった表情だ。
♪先ずは一人で弾いてもらう。
前奏の後のテーマを聞いて(おーうまいなあ・・リズムがはっきりしたぞ!)
途中短調の部分、前はテンポが遅くなったけれど今日はノリノリで弾いている。
繰り返して弾き終わったHちゃんに私は大きな拍手!
♪『左手の3拍子の弾き方が素晴らしかったこと』と
『前回出来なかったところがすっかり上手になっていること』を伝えた。
♪ここで大体は次に進むのですが、都会的Hちゃんは
「 最後の左手変ですよね?これでいいんですか?」ときた。
きっとお休みの間練習していたから気がついたのだろう。
褒められて終わりにしないところもHちゃんらしくって私は感動する。
♪左手が右手を待ってしまうことで起こるミスなので、
「左手さんの役目は3拍子のリズムだから右手さんに知らんぷりして弾いてみよう」と話 して部分練習をしたら、見事にすっきりした演奏になり、
(できたー)と満足の表情のHちゃん。
♪さていよいよ2台での連弾だ。
私がとなりのピアノに腰掛け、Hちゃんを見ると、もう手がピアノに載っている。
繰り返しの部分を確認してスタート!
♪この曲の伴奏は音が飛ぶし、右手のメロデイーが生徒のメロデイーと重なっているので こちらも大忙しだ。
Hちゃんはもう息つく暇もない感じで一気に進んでいる。
はっと気がついたら終了!
♪二人で顔を見合わせ「いやー良かったねえ!最後までできたねー」とにっこり。
私はHちゃんに向かって大きな拍手。
♪「Hちゃんの弾いている右手と先生の右手のメロデイ、面白いことやってるんだよ。」
ということで、一緒に右手だけで合わせてみた。
リズムはほぼ同じでだが、全く違う旋律が合わさっている。ぴったり合うと面白い。
連弾していてはなかなか耳に入ってこないかもしれないが、
取り出してゆっくり弾いてみることで、
細かいところも聴くことができる耳になってくるだろう。
それがまた連弾の楽しさにつながってくれたらと思う。
♪帰りにお母様(ご結婚前にピアノ教室に来てくださっていた♪あの時といまだ変わらない美人ママ)と5歳の妹ちゃん(超かわいい!)が来てくださったので聴いて頂いた。妹ちゃんは知らない間にハンドベルを持ち、自主的にリズム参加!
♪1人で弾いてくれたことも、
2台の連弾も、
お家の人に聴いて頂けたことも、
今日の1時間がHちゃんにとって良い時間であったなら、幸いです。
~Hちゃんのさわやか笑顔に会えて今週も良いスタートが切れました♪
エネルギーいっぱいのピアノを聴かせてもらったよ~