2017.05.13
“金沢音楽祭”~最終回~
♫前回に引き続いて5月5日の演奏会からお伝えさせていただきますね♫
『ピアノ三重奏 第7番 変ロ長調 大公』
ヴァイオリン アン・アキコ・マイヤース
チェロ クリステイーナ・レイコ・クーバー
ピアノ バリー・ダグラス
♪弦楽器は女性。ですからまずはドレスが楽しみ・・・
ほう~!日本人はきっと選ばないだろうなあと思われる個性豊かな形!
きっと音楽もドレスのように個性豊かなのかな・・と
ワクワク・ドキドキ・ハラハラ・・・
♪私の席は・・・室内楽は1番前と決めているのです!
演奏家の顔が目の前っ!というのがたまらない。
♪美人のチェリストが満面の笑顔で合図をして演奏開始。
ドレスの通り・・・
3人が、自分の音と音楽で容赦なく、がんがん進んでくる。皆、1歩も引かない!
もちろん主旋律の楽器は出てくるのだが、他の楽器が引っ込むのではなく
“伴奏でありながら”自分の音と音楽でしっかり主張している。
♪そして、常に3つの音が実にいいバランスを取っている。これだあ~!
華やかで、スリルがあって
まるで上品なジェットコースターに乗っている気分だ。(そんなのないか・・・?)
♪美人チェリストのお辞儀もさすがプロって感じだった。うつくしい!
そういえば・・・
サイン会でも美しいチェリスト、
カメラを向けられるとサインをやめてにっこり・・・
続いて・・・・
『バイオリンソナタ7番 ハ短調 アレクサンダー』
ヴァイオリン ノエ・乾
ピアノ 鶴見 彩
♪バイオリニストが登場した途端、舞台に、会場に、
楽しいリズムの音符がぱ~っと散りばめられたよう!!
♪満面の笑みで、「みなさ~んこんにちは~」
よどみなく曲の説明が飛びはねるような口調で続き、
演奏もジャンプしながら弾く!もうすっかりカーニバル会場だ・・・
♪伴奏者とは留学先が一緒ということで息がぴったり。
♪伴奏者はこのヴァイオリニストのように動の感じではなく、
実に冷静、丁寧、音が美しく音楽が上品。
ヴァイオリニストや曲の要求することを見事に表現していて、ブラボー!
♪ヴァイオリニストが
「ピアノはヴァイオリンの何百倍もの音の数を弾いているから
『ヴァイオリンソナタ』ではなく『ヴァイオリンとピアノのソナタ』
というのが正解」とおしゃっていた。
~演奏会で聴いた『あの音』『あの感動』~
♪毎日の中では必要がないので、隅っこに置かれていますが、
こうして『あの音』を『あの感動』を引っ張り出してみると
とってもいい時間を、また持つことが出来るのですね。
♪“金沢音楽祭”、私の玉手箱がまたひとつ増えました。
♪金沢音楽祭を企画し、運営された金沢地元スタッフの皆様に
尊敬と感謝をお届けしたいです。金沢ブラボー!
♪チケットを取ってくれ、毎年呼んでくれる我が娘にも感謝・・・
♪今回のトピックスを見てくださった方ありがとうございました。
すてきな時間を共有出来たとしたら、とても嬉しいです。