2017.05.11
『百聞は一見にしかず』 音楽も まさに
『生の音』を聴くことに敵うものはないのでしょうけれど・・・
『そうか。音楽ってやっぱりこれだよなあ!』
そう再確認した “金沢音楽祭”
やはり・・・言葉にしてみたくなりました♪ 暫し、おつきあいを・・・
(最終日5月5日の演奏会から)
~ピアノソナタ32曲連続演奏~
♪1日に7~9曲ずつ、4日間で全曲演奏
・1曲ずつ、違うピアニストが入れ替わり立ち替わり、続けて演奏。
・ピアノはスタンウエイ。
・そのスタンウエイから7人のピアニストが全く違った音色を会場に響かせた。
・当たり前と言えば当たり前・・・でも、まさに
・そうか!これが音楽!を実感したひととき・・・
・みんな古典派のベートーヴェンを弾いているのに音色も解釈もみんな違う!
・弾いている人間の感性や生き方が音になるからなのでしょうね・・・
・音楽って自由で包量力満点・・でも人間丸裸にされるようで、これまた こわい・・
♪最後は「ハンマークラヴィーア」
」
・ご存じのように全曲演奏に約45分。ソナタではあるが楽章の間に切れ目がない。
・この日演奏する予定のピアニストがキャンセルになり、
急遽代理で演奏したのはチャイコフスキーコンクール優勝者のバリー・ダグラス。
・たとえプロとはいえ、この曲を突然の依頼で演奏することにまずは驚嘆。
・そして・・・45分間のあの集中の凄さと
これはベートーヴェンが演奏しているのかなという錯覚に陥るほど
まさにベートーヴェンらしい音楽に我を忘れた
そんなすごい演奏を、聴かせて頂いた。感謝。
♪改めてピアノソナタを聴いて・・・
・ベートーヴェンの2楽章は本当に美しい。(人間は顔で決して判断できないのだ)
・ベートーヴェンのリズム、和音の奥の深さに、ますます弾くことが怖くなりました。
そして・・・
~ピアノ三重奏~
~バイオリンとピアノの演奏~
~交響曲第9番~
については、次回にお話しさせて頂きますね。
♪読んで頂いてありがとう♪