2023.02.13
日々の課題曲や試験曲とは別で、発表会で選曲したものについて。当教室では、ほとんどの生徒様が「自分で選んだ曲」を発表会にもっていきます。
せっかく選んだ好きな曲。楽譜に書いてある事だけを見て弾けたら完成ではなく、楽譜から汲み取れる作曲者の意図や背景を読み取って分析してみることが大事です。
その作曲者が何を思ってその曲を作ったのか。
楽譜に書いてある記号は何故そのように弾くべきなのか。
その作曲者の人物像、時代背景など研究していくとより一層気持ちが入り、良い演奏に繋がります。
楽譜に拘束され、余裕のない演奏では表現が乏しくなってしまいます。
なので出来ればまずは暗譜で弾けるようになる事を目標とし、それから更に色々汲み取って曲の背景が解釈できたらその解釈を聴いている人に伝わるよう表現していくと良いですね。