2016.06.30
ご覧頂き、有難う御座います。小諸市のくろとりピアノ教室です。
六月下旬は、小諸市内の小学校は、音楽会シーズン。
くろとりピアノ教室へ通って下さっている小学生の生徒さん達は、小諸市や佐久市の各地域の小学校に在籍していますので、それぞれの小学校のお話を聞かせて頂いています。
今も昔も、学校音楽に於ける花形と言えば、ピアノ伴奏。
ピアノを習っていると、その姿に憧れる人も多いようです。
当教室生からも、ピアノ伴奏を務めた児童が、今も昔も、おります。
これは、最近のお話。
レッスンの最初に、御家族の方からの連絡帳を受け取るのですが、ある日の◯ちゃんは、「お母さんたら、レッスンとは関係ないことを書いている。」と言いつつ、ノートを提出してくれました。
でも、それは、本当は、注目して欲しい内容が書いてある証拠(^_-)-☆
そう察し、ノートに目を通すと、ピアノ伴奏者に選ばれた旨をお知らせ下さっていました。
「ピアノ伴奏は、オーディションがあり、その結果、学校の先生が決定されたのだ」と話してくれる、その照れくさくも、誇らしげな生徒の表情が、印象的でした。
さて、本番も成功だったそうで、お家の方からの連絡帳にも、「本人も満足の演奏が出来たようです。」とのこと。
生徒自身も、成功したという報告をしてくれ、私も、ホッとしたのと同時に嬉しく思いました。
ピアノ伴奏者については、オーディションが行われたのですから、今回選ばれなかった人も存在する訳で、その方の気持ちを考えれば、悔しかったと思います。
ですが、その悔しさが、今後のバネになることもありますし、今回の生徒のように、一つのことを成し遂げたという達成感や成功体験が、更なる上昇志向への糧に働く場合もあると思います。
悔しさを味わったからこそ、努力して、後に飛躍する人。
喜びを味わい、自己満足に浸って努力を怠り、それ以上は伸びなくなる人。
今後をどう過ごしていくかで、いくらでも変わるし、まだまだ、子供たちには、十分な可能性があります。
当教室に通って下さっている未就園児でさえ、レッスン中に、自分自身が満足に行えたと感じた時、「できたよ~!」とか、「○○、やったよ~!」と声を上げ、達成感を味わっています。
悔しいこと、嬉しかったことなど、子供時代に経験したことは、印象深く残り、何かを思考する際に、きっと役立つことと思います。