2015.07.04
ご覧頂き、有難う御座います。小諸市のくろとりピアノ教室です。
「今度、ホテルに泊まりに行くんだ~。」
御家族と泊まりでお出掛けすることが、余程楽しみのようで、レッスンの度に、私に話す○○ちゃん。
これは、昨年の話。
泊まりに行く日が目前に迫った或る日、○○ちゃんが、こんなことに気が付きました。
「泊まりに行っている間は、ピアノの練習が出来ないけど、どうすればいいんだろう?」
そして、私に、どうすれば良いかを尋ねました。
然るべき返事をすると、納得いった様子。
「じゃあ、もし間違えちゃっても…怒らない?」
少し、肩をすぼめて、遠慮がちに尋ねていました。
いつも、きちんと自宅練習をして通ってくれる○○ちゃんです。事情を聞いているのに、叱る訳がありません。(と言いますか、元々優しすぎてしまうかも…と思う位なのですが…。|д゚))
でも、私にこの様な質問してくれるという事は、ピアノは、練習をしなくては上達しないということを、自分で理解しているという証し。
そう思うと、こちらも嬉しくなりました。
いつも、きちんと練習して来てくれる別の生徒に、最近の自宅での練習の様子を尋ねてみると、もう高学年なので、自分なりの方法を持っていました。
今年、御入会頂いた小さな生徒にも尋ねてみると、このようにしていると、自分なりのルールを話してくれました。
そう!そもそも、練習は、先生のためでもなく、ママのためでもなく、自分のためにするものですものね!(^_-)-☆
やはり、御自宅での練習が足りない場合は、どうしても上達は遅れてしまいます。
御自宅での練習をきちんと出来るお子さんは、進行もスムーズですし、レッスン時間も有効に使えます。
また、自宅で、ピアノの練習時間を確保するために、自然と時間管理が出来るようになり、努力することの大切さも知ることが出来るようです。
この世の中、どの道に進んだとしても、努力しないで済むことなんて一つも無いと私は思います。
ピアノを通して学ぶ、時間管理や努力する事の大切さが、結果的に、中学生・高校生などの勉強が忙しい年齢になって、活きるのだと思います。
勉強で主に左脳を使ったら、ピアノで主に右脳を使うので、中高生こそ、ピアノを活用するべき時と言われています。
このことが、「ピアノを弾くと賢くなる。」と言われる要因にもなるのかな?と思っています。
つまり、ピアノ教室に通いさえすれば賢くなるのではなく、ピアノを弾いて練習することに効果があるという事なのですね。