2015.06.03
ご覧頂き、有難う御座います。小諸市のくろとりピアノ教室です。
昔から、「子供の習い事は、6歳の6月6日から始めると良い。」と言われていますが、この6歳というのは、昔の数え年のことなので、今の満5歳にあたるのだそうです。
脳科学者や教育評論家が、「お子さんの習い事に最も良いのが、ピアノです。」「ピアノを、学校の必修科目にして欲しい位です。」と仰っています。満5歳でピアノを習わせてあげられたら、嬉しいですね。
私が通う、東京・表参道での、ピアノ指導法の4月の学びの場でも、ピアノの効果について、話題が挙がりました。
昔から、知能指数(IQ)は、よく知られていますが、その他に、EQ(心の知能)、 SQ(精神知能)、 HQ(人間らしさの知能)というものがあるのだそうです。
この、 HQ(人間らしさの知能)は、夢や目標に向かって行動する能力と、理性・思いやり・協調性を身に付け生きる能力のことで、HQを向上させるのに最も効果があるのが、「ピアノ」というのです。
何故なら、ピアノは、両手、両足を使い、指も全ての指を使い、左右別々の動きをすること。そして、楽譜を一時的に記憶したり、先読みをすることから、他にない高度な行為だからだそうです。
HQを向上させるのに効果的な時期は、5歳から8歳で、中でも、5歳がピークだそうです。効果は数か月で表れ、数年で脳構造が変わるとのこと。
ピアノを5歳で習って、続けていれば、前頭前野が発達し、左脳と右脳を繋ぐ脳梁が太くなり、小脳も大きくなり、海馬も成長するから、左右の脳のバランスがとれ、運動機能・知的機能・感情的機能・記憶力アップに繋がると言います。
つまり、ピアノを弾くことで、自然に全ての脳機能を高めてしまうんです!
くろとりピアノ教室で採り入れている、「ミュージックキーピアノ指導システム」の教材は、脳科学のことが、あまり言われていなかった時代に、ピアノ指導の現場から生まれ、「目~脳~指(足)~耳」の循環を考えて作られたものです。
当教室で採用している本が、偶然にもHQの話と関連していたということに、私は感激しています。
脳をくまなく育て、結果的に、学力向上まで効果があるというピアノ。HQを育てるのに効果的な5~8歳という限りある幼少期から、当教室で活かして頂けたらと思います。
「鉄は熱いうちに打て。」と言います。最も効果的な今こそ、ピアノの練習を始めませんか?