2025.09.30
5月,7月に続き、今月9月も、東京.カワイ表参道さまで開催された、岩瀬洋子先生による「ピアノ導入指導法セミナー」を受講してきました。
7月のセミナーでは、楽譜を読めるようにしていく段階の生徒さん向けに使用する教材「ソーヨひめとファーデスおうじ」と「GOフィンガーズ」をもとに、具体的な指導の進め方を学びました。
保護者さまの中には、ご自身が子どもの頃にピアノを辞めた理由として、「楽譜が読めなかったから」とお話される方もいらっしゃいます。
くろとりピアノ教室では、お子さまが無理なく楽譜と鍵盤の関係を理解し、自分の力で譜読みができるようになる力を育んでいます。
またこの時期には、初めてのテクニックが加わることで、「目 → 脳 → 指 → 耳」の4つの循環がスムーズに働きはじめ、手元を見ずに楽譜を追えるような力が自然と育まれていきます。
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今回の9月のセミナーは、小学1年生から中学年に差し掛かる生徒さんを対象としたテキストでの内容でした。
この時期の曲集は、今まで積み上げた土台を踏まえた実践段階となりますが、ピアノ経験のある保護者さまにとって、ご自身にも「簡単に弾ける!」と感じることもあるかもしれません。
ですが、実はそこが落とし穴なのです!!!
せっかくお子さまがこれまで丁寧に積み上げてきた基礎,土台。
その大切な芽を、大人の手が先回りして摘んでしまう…ということも起こり得ます。
大切なのは、お子さま自身が「見て・考えて・やってみる」こと。
自分の力で譜読みを深めていくこの時期は、とても大切な成長のチャンスです。
だからこそ、その経験を「お子さま自身にさせてあげたい」ですね。
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最近は、SNSなどを通じて譜読みの大切さに気づかれた保護者さまが増えており、
譜読み指導を受けられるピアノ教室に通わせたいというお声を見聞きするようになりました。
「くろとり先生から教わりたいんです!」
といった嬉しいお言葉をいただいたこともあります。
そのお気持ちにお応えできるように、私 教師も日々、学びを深めています。
今後も、子どもたちの「自分で読める力」を育てるレッスンを大切にしてまいります。
【小諸市東小諸・くろとりピアノ教室】