2023.02.10
昨年末、2022年最後のレッスン日に、Sちゃんが、学校で合唱のピアノ伴奏者になったので、その曲のレッスンをしていただきたいという旨を話してくれました。
もう、その時点で、本番までは、あまり日数が無く、レッスン回数は3回しかありません。
きちんと弾くためには、普段のレッスン曲の進め方を調整し、伴奏曲を優先させる必要がありました。
なので、Sちゃんは、お休み中もきっと、一生懸命に練習していたことと思います。
年末年始休暇後、一、二回目のレッスンでは、直す箇所が中心でしたが、
本番が延期となり、2月に一回だけレッスンすることが出来、より掘り下げた練習が出来ました。
本番を終えてレッスンにやってきたSちゃんに、様子を訊ねると、
手が冷たくて、弾くのが大変だったようですが、レッスン時に、
「ここが揃ってキマルとカッコイイよ。」
と伝えていた所が、うまくいったのだと話してくれました。
Sちゃんに感想を教えてもらいました。
『今回は4回目の伴奏で、だんだん慣れてきたけど、
指揮と歌の歌詞に合わせるのが難しかったです。
他クラスの伴奏を聞いて、曲調に合わせて強弱を変えていて
スゴイと思いました。
これからのピアノに参考に出来るようにしたいです‼︎』
他の人達の演奏を聴いて刺激を受けたり、良い所を見付けられるような感性を持ち、
今後の自身のピアノの参考にしていこうとする気持ちには、小さな時から、ずっと見てきたSちゃんの成長を感じます。
他にも、歌の伴奏曲2曲をレッスン時に聴かせてもらいましたが、ピアノへの向き合い方が、
自分事として真剣に捉えているので、きっと、その2曲も素敵に演奏されるだろうと信じています。
【小諸市・くろとりピアノ教室】