2022.06.06
新年度になり、進級によって、くろとりピアノ教室の生徒さん達の中学生・高校生の割合が、50%となりました。
教室への通い始めは、幼い頃からであったり、少し年齢が高くなってからピアノを始められた生徒さんもいらっしゃいます。
習い始めの年齢は様々ですが、生徒さん達が当教室に入会後、長く通って下さり、中学生・高校生になった今も、各々に練習時間を工夫しながら、ピアノを続けているという事を嬉しく思っています。
私自身も現在、実技知識を増強し、より良いレッスンのご提供と自分自身の技能向上の為に、個人レッスンを受けていますので、日頃の練習時間確保が課題です。
又、当然、私にも、中学生・高校生時代があった訳で、中学時代は運動部系で、当時は毎日、朝と放課後に部活動がありましたし、ピアノ以外に〇〇式へも通っていましたので、
その経験から、教室の中学生・高校生が、自宅練習の時間を工夫して作っているであろうことは、十分承知しています。
そこから、当時の自分が、先生にどうして欲しかったかを振り返ると、中高生の生徒さん達がピアノを続けられるヒントが見えてくる気がしています。
一般的には、ピアノを習った人全員が専門の道へ進む訳ではないです。(一方で、進まれる方は、音大などを卒業後のビジョンと覚悟を持って進まれるのだろうと思います)が、
ピアノや音楽を楽しい!と感じている生徒さん達が、どうすれば、細くても長くピアノを続けられるのかを、自分の中高生時代を振り返り、そして、今もピアノを学ぶ者の観点から考え、レッスンを行なっています。
先月5月のレッスン時に、1週間で、前の週よりもずっと上達した演奏を聴かせてくれた中高生が数名居て、生徒さんなりに、時間の使い方を考え、練習して持って来てくれたのだろうなと、感動しました。
それぞれに頑張っている姿は、みんな美しい。
その美しい一人ひとりを、応援しています。
【小諸市・くろとりピアノ教室】