2022.03.05
一月某日、私自身のレッスンにて。
レッスン曲の或る箇所の弾き方について、先生に質問しました。
先生の説明をお聞きして、その場で実践してみたものの、ちょっと違うらしい。
更に、先生が、別の言葉で説明をして下さった中に、私にとって腑に落ちる言葉があり、再度弾いてみると、先生から、その弾き方であるとの事。
先生の別の言葉のチョイスにより、弾き方のイメージが湧いた瞬間でした。
一方、くろとりピアノ教室でも、先日、同じ様なことがありました。
或る生徒さんが、スケールとアルペジオを弾いている時に、どうしても、うまくいかないのです。
普段、使っている言葉でアドバイスするものの、うまくいきません。
そこで、以前、私が苦しんでいた頃に出会った言葉を伝えてみると、一瞬でスラスラとノーミスで弾けるようになり、
生徒さんも、
「すごい、弾きやすいです!」と!
どちらの例も、奏者自身に弾き方のイメージが湧いたことで、その部分がうまくいくようになった訳です。
イメージが湧くことは、演奏に於いて重要な鍵。
指導者は、生徒さんがイメージ出来るような、様々な伝え方・語彙力を高める必要があるということですね。
【小諸市・くろとりピアノ教室】