さて、学校音楽の花形と言えば、合唱のピアノ伴奏。
ピアノ学習者であれば、そこが1つの目標である方もいらっしゃるかもしれません。
この秋は、くろとりピアノ教室の生徒さん達が、学校で、ピアノ伴奏を担当することが多く、その報告が3人目となりました。
当教室で育った生徒さん達が、ピアノ伴奏を務められるようになったことは、指導者として、その成長が大変嬉しく、今までの指導の方向性が間違っていなかった証として、表されるかと思います。
その一つに、オーディション前のレッスンの際、伴奏の楽譜を見せてもらった時に、教室で今までレッスンしてきたリズムが多く使われている曲でしたので、とても良い復習と実践の機会になると感じました。
そして、何よりも、レッスンで習ったことを吸収し、取り組んできた生徒さん自身の努力が、結果を生んでいるのだと思います。
今回は、音楽会で合唱のピアノ伴奏を務めた、小学生のツキちゃんの感想をご紹介いたします。
「 私は、初めて合唱の伴奏をやりました。
自分は、その曲を弾けるかどうか不安になりました。
だけど、結果、上手くできてうれしかったです。
私が、特に工夫した所は、始めと終わりの伴奏だけの部分です。
強弱をしっかり付けたり、ritardandoをていねいにやったり、歌っている人がいないので、ミスをしないようにがんばりました。
練習の時でも本番の時でも、伴奏をひくのは、とても楽しかったです。
本番では、きんちょうしていたけど、指揮者と歌う人達と心を合わせて、上手に出来たと思います。」
幼児のピアノ導入期から、頑張って努力し続けてきた事によって、初めて、ピアノ教室以外の、外の世界で活躍出来たことは、ツキちゃんにとって、ピアノを弾ける喜びを感じる時間だったに違いありません。
今回も、素敵な合唱曲に出会いました。
【小諸市・くろとりピアノ教室】