2021.06.03
新年度が始まって2ヶ月が経ちました。
くろとりピアノ教室では、この春に小学校を卒業した生徒さん達が中学生になり、部活動も始めましたが、そのままピアノ教室にも通って下さっています。
それは、上の学年の人達が皆、それぞれに時間の使い方を工夫しながらピアノも続け、勉強・部活とも両立させているので、毎年、後に続いてくれているのだと思います。
私自身にも当然、中学生・高校生時代があり、高校受験・大学受験を経験している訳で、通って来た道だからこそ、その両立には工夫が必要であることは、十分承知しています。
そして、そこを乗り越える為に、当時の自分は、どうしてもらいたかったかも、しっかりと記憶していますので、その記憶が、彼等のピアノを続けたい!という気持ちの助けになればと願っています。
そんな2021年の年度始めでしたが、この度、
ミュージックキー認定試験・曲部門3級の合格生が誕生しました!
生徒さん自身は、試験終了後に
「緊張して、指が動かなかったです。」
と感想を聞かせてくれましたが、
今まで習って来たことを、今この瞬間に出し切ろうとしている様に、
心打たれるものがありました。
これまで頑張り続けてきたことを、今こうして、形として残すことが出来ました。
以前、お家の方がお寄せ下さった年度のふり返りのお言葉の中に、
素敵なものがありましたので、引用させて頂きます。
「コロナの影響で、制限されることもある中、大好きなピアノはいつもそばにあり、他のかわりを埋めるようにたくさん弾いていたなと思います。 くろとり先生にご指導頂き、さらに成長したと感じ、うれしいです。」
少し環境に変化があった際に、
「その中で、やはりピアノは『いつもの心』を持たせてくれるようです。」
私自身の経験からも、ピアノは、生活リズムと心の安定に、大きく役立つものと共感しています。
生徒さんが、自分のそばにいつもピアノや音楽があることを、喜びと感じてもらえたならば、ピアノ教師として冥利に尽きます。
【小諸市・くろとりピアノ教室】