2020.05.02
小学校生活も、残すところ3学期のみ、という時に、ピアノを習いたいと教室の門を叩いてくれた生徒さんが、100マスシートを達成しました。
100マスシートとは、メソードテキストや曲集の一曲が仕上がる毎に、1マス印が付くもので、その他、発表会参加と、ミュージックキー認定試験やグレード試験などに合格した場合にも、マスの印が加算されるものです。
弾いているテキストのレベルによっても、100マスの他、50マス・10マスもあり、100マスは、最初に目指す段階のもの。
これが、100マス貯めるのには、結構、時間が掛かることなのです。
でも、時間を要する100マスシートが達成されたということは、それだけピアノを続け、尚且つ、それだけ曲を仕上げたり、発表会や認定試験に一生懸命取り組んできた証でもあります。
なので、今回達成した生徒さんも、頑張って来た証が、ここに現れています。
やはり、自分の意思で習いたいと思って学ぶ人のパワーは、目を見張るものがありますね。
シートは、くろとりピアノ教室の生徒さん全員が取り組んでいて、達成時には、ちょっとした記念品が貰えるので、目標達成までにあと何マスと、楽しみにしている生徒さんもいます。
何故、この制度を作ったか?…
私が小学校の時の先生は、ある一定時間で、私たちに頑張って物事に取り組ませるよう(例えば、漢字練習や、毎日の宿題だった日記など)、クラスの中で、丁寧に沢山書き取りを行った上位数名には、キャラメルプレゼントなどをして下さることがありました。
子供ですから、それを獲得する人は、羨ましい!
クラスの皆が、一定時間無言で、集中して漢字書き取りなどに取り組みました。
しかも、最高位の人は、箱付きのキャラメル5粒。
次の人は、箱無しで4粒など、出した結果にも差があり、箱付きであることが格好良かった(笑)
物を買い与えるとか、物で釣るみたいなことは、最良な方法とは思いませんが、子供時代、それが励みで頑張れたのは事実。
楽しかった企画でした。
当教室のシート達成企画は、
日々のピアノ練習に、少しでも楽しく、励みになるお楽しみがあったら…。
結果的には、ピアノも上達している筈…。
そんな想いで、行っています。
達成には、時間が掛かるし、長期間の努力も必要なこと。
達成した時は、ちょっとしたお楽しみがあっても、良いですよね?
だって、また直ぐに、次のシートが始まっていますから。
【小諸市・くろとりピアノ教室】